「阪神大震災」~「水無瀬駒」~「琵琶湖比良八荒」を幻想的に描く
「朗読コンサート」『桜譜』
令和6年1月17日㈬ 15時~16時30分
(参加無料・事前予約不要)
ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター
(大津市におの浜1-1-20)
金子 瑞穂 著 将棋小説『桜譜』「関蝉丸の御歌」
(1/12ラジオ関西にて紹介)
朗読 『出張ROUDOKU 川野 裕満子/高橋 ちこ 』(ラジオ、舞台で活躍中)
伴奏 ヘルマンハープ 山本 泰子
書 小西 津弥子
【将棋長編小説「桜譜」】
将棋には、人智を超えた神がいる。
(文芸社 700円+税)
神の音が聞こえる。水無瀬駒が奏でる神の音が・・・・。震災で両親を失い、将棋の師の家庭で育てられた澤一樹は恋を知り、兄弟子と師と戦い、何もかも失って蘇る。
名人戦は桜の頃に開かれる。桜の蕾がほころんでやがて満開になり、それが乱舞していく。対局が進むと共に、桜の花びらは散り、そして舞った。
「桜譜」というのは古(いにしえ)の和歌にしたためられていそうな古風な言葉だ。棋譜が幾枚も幾枚も舞い散っていくさまを表している。桜は、そのようなことも知らぬげに、ただいつまでも舞い続けている。そしてその中で、新名人が決定される。
阪神大震災の神戸に始まり、水無瀬神宮(水無瀬駒)~琵琶湖「比良八荒」まで舞台は大きく変遷していく。人間と将棋のドラマが交錯する感動の長編小説。
【関連パネル展示】
1/14 ㈰~1/20 ㈯17時まで
藤井聡太八冠達成/どうぶつ将棋/どうぶつ詰将棋/水無瀬駒
【お知らせ】
令和6年1月1日に発生した能登大地震の被災者への支援募金活動の一環として、朗読会(1/17)当日に文芸社刊『桜譜』(700円+税)の即売会を実施。
売上金全額を寄付いたします。